【ワーホリ】長期休暇で海外放浪#04【マン島】

お久しぶりです、Taipinです。

今回の記事はマン島。正直なところ、マン島TT以外は名前しか知らないし、実際どんな場所なのかよく分かっていなかったので、この機会に行ってみることにした。

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初っ端フェリーを逃すとかアホなミス連発してますが、自分の旅の記録と今後の旅人への情報源として利用してもらえればと思います。

記事の目次

マン島の概要

マン島の基本情報

項目内容
正式名称マン島 Isle of Man
首都ダグラス Douglas
人口約8.5万人(2023年推計)
公用語英語・マン島語(Manx)
宗教キリスト教(英国国教会系)が主流
通貨マン島ポンド(IMP) 1GBP ≈ ¥208(2026年時点)
楽天モバイル対象外・利用不可

マン島(Isle of Man)はアイリッシュ海のほぼ中央、イングランドとアイルランドの間に位置する小さな島。面積は約572平方キロメートルで、だいたい淡路島くらいの大きさですね。人口は約8万5000人ほど。

実はイギリスの一部ではなくて「英国王室属領(Crown Dependency)」という独特な立ち位置にあります。外交と防衛はイギリスが担当しているものの、内政は独自の議会と政府で運営されていて、かなり自治権が強いです。

バイク好きなら「マン島TT(Tourist Trophy)レース」で有名。毎年5月下旬から6月上旬にかけて開催されるちょっと頭のネジが何本か外れてる感じの公道レースで、世界最古のバイクレースの一つです。

マン島の歴史と文化

マン島の歴史は古く、ケルト系の文化が色濃く残っています。9世紀から13世紀にかけてはヴァイキングの支配下にあり、その影響で独自の議会「ティンワルド(Tynwald)」が設立されました。これが現存する世界最古の継続的に機能している議会とされている。

島の旗に描かれているのは「三脚巴紋(Three Legs of Man)」と呼ばれるシンボルで、3本の脚が中心から放射状に配置されたデザイン。正直見た目はちょっと奇妙。

文化的にはケルト系のマンクス(Manx)文化が根底にあり、かつては「マンクス語」という独自のゲール語系言語が話されていたが、現在はほぼ消滅している。地名や一部の標識などに名残があるとのこと。

通貨・言語・税制

通貨は「マンクス・ポンド」ですが、実質的にはイギリスポンドと等価で流通している。イギリスポンドも普通に使えるし、逆にマンクス・ポンドをイギリス本土で使うこともできる。

ATMではマンクス・ポンドが出てくるらしくお土産にしたかったのだけど、普通のイギリスポンドしか出てこなかった

言語は英語が公用語。前述のマンクス語は日常的に使う人はほとんどいない。

税制面では独自の制度を持っていて、法人税率が0%から10%と低く設定されているため、タックスヘイブンとしても知られている。消費税(VAT)もイギリス本土より低い、もしくは品目によっては免除されている。このあたりが島の経済を支えている要素の一つらしい。

通信

マン島は独立国扱いのため楽天モバイル対象外となるみたいで接続できず。

今回はAiraloの3日プランで対応

リバプールからマン島へ【フェリーを逃した話】

ヘイシャム港へのアクセス

前回エディンバラからリバプールへ移動して一泊。リバプールは8年前に観光していてるのもあって、今回観光はスキップ。本当は前回見落としたビートルズファンが集まるThe Cavern Clubに行きたかったんだけど、今回も行けなかった。

マン島行きのフェリーが出るヘイシャム(Heysham)港へは鉄道で向かう。

リバプール・ライム・ストリート駅からランカスター駅まで約1時間、そこからこの時期は一日一本だけのHeysham Port行きの列車に乗る予定だったのだけど…

フェリーを逃してしまった経緯

結論から言うと、完全に自分のミスでフェリーを逃しました。

ちゃんと列車の時刻に間に合うようにホテルをチェックアウトして、途中朝ごはんでも買ってくかとスーパーに寄ったんですね。それだけです….

救いようがないのですが、普通に買い物をして店を出たら列車の出発時刻でした。多分ADHDの気があると我ながら思う。

次に電車は1時間後で調べたところ、一日一本のフェリー乗り場への列車は乗れないけど、最寄りのランカスターという町まで行って、そっからタクシーに乗ればギリギリ出航時間に間に合うかもしれないということで焦って電車に乗ることに

ランカスターについてすぐUberを呼んで港まで飛ばしました

到着した時で出航10分前でこれは間に合ったか?と思ったのだが….

職員に説明したところ「No」との絶望の回答…5分遅いと言われてしまった。

イギリス人はこんなところだけ真面目なんだから…(自分のミスから目を逸らしながら)

港のチケットカウンターで事情を説明したところ、次の深夜の便に変更してもらえることになりました。変更手数料は10ポンドかかったけど、全額払い直しにならなかっただけマシか。

ともかく宿には早朝着になることを連絡したけど、半日以上暇になってしまった。

港に併設されているホーム。本当はここを使う予定だったのに

フェリー情報

マン島へのフェリーは「Steam Packet Company」という会社が運航。ヘイシャムからダグラス(マン島の首都)へは1日1〜2便、所要時間は約3時間半。

その他、リバプールからの便やダブリンからの便もあるみたい

料金は時期や予約タイミングによって変動するけど、私が予約した時は片道26.25ポンドでした。往復だともう少し割安になるプランもある。

フェリー自体はかなり大きくて快適。座席はリクライニングシート、カフェテリア、売店なども完備。Wi-Fiもあったけど期待しない方がいい。深夜なので数人しか乗客がいなくて自由に使えた。

予約は公式サイトから可能。繁忙期(特にTTレース期間中)は早めに予約しないと満席になるらしいので注意。

ランカスター周辺で時間つぶし

フェリー乗り場

フェリーを逃してしまい、次の便まで約13時間の待機時間ができて暇だけど、移動するのもなぁという感じでフェリー乗り場で作業してた。

このまま13時間居座れるなら、それでいいかなと思ったんだけど、職員から次の便出発の3時間前まではターミナルを閉鎖すると言われて追い出されてしまった。

ヘイシャム自体は小さな港町だけど隣のMorecambleまで歩いてちょっと観光

駅前でも特に何もない。荷物も重いのでそんなに歩きたくない。

KFCでちょっと気になってたチキンライス。野菜が入ってるのでちょっと健康的かも

正直味は微妙

本当にやることないし、夕方で閉店の店が多いのでランカスターへ移動。

旅人の味方の24時間マクドで暇つぶし

夜が更けてくるとPubがいい感じだったので移動。イギリスはパブがいいね。

ということでまたUberで10時間ぶりぐらいに帰ってきました。

マン島ダグラス観光

フェリーでダグラス到着

アイリッシュ海は結構波が荒いらしいですが、幸い私が乗った日は比較的穏やかだった。

今回の寝床。ちょっとひじ掛けが邪魔だったけど横になって寝られたので楽だった。

定時でマン島に到着

噂によるとパスポートチェックがあると聞いていたのだけど、結局なにもチェックされず国内移動と変わらない感じだった。

ダグラスのフェリーターミナルは街の中心部に近く、ホテルやバス停へのアクセスも便利。ターミナル自体は小さくてシンプル。

早朝だけど、宿のオーナーが待っていてくれるとのことなので、宿まで歩く。

そんな信用してなかったんだけど、ちゃんと待っててくれた。イギリス人は結構ヨーロッパなのにまともなんだよな

チェックインした部屋はまさかのオーシャンビュー。これでもオフシーズンだから一泊一万円以内なのよね。

ダグラスの街並みと第一印象

ダグラスはマン島の首都であり、人口約2万7000人の島最大の街です。とはいえ日本の感覚で言えばかなり小さな街で、中心部は徒歩で十分回れるサイズ感。

街の雰囲気は一言で言えば「リゾート地」という感じ。19世紀から20世紀初頭にかけて、イギリス本土からの観光客を集めるリゾート地として栄えた時代の建物が今も多く残っています。ダグラス湾に沿って立ち並ぶホテルやゲストハウスやカジノは、当時の面影なのかな。

ただ正直なところ、少し寂れた感じもします。全盛期に比べると観光客は減っているようで、営業していないホテルや店舗もちらほら。でもそれがかえってノスタルジックで、個人的には好きな雰囲気。

街は綺麗に整備されていて治安も良さそう。

宿泊したホテル・ゲストハウス

私が宿泊したのはダグラス湾沿いにあるゲストハウスで、4泊150ポンド。

部屋は清潔で必要十分な広さ。Wi-Fiも問題なく使えました。窓からはダグラス湾が見えて、ロケーションは最高でしたね。

前記した通りオーナーが親切で、マン島の観光情報やバスの乗り方などを丁寧に教えてくれた。

ダグラスには大きなホテルから小さなゲストハウスまで宿泊施設は豊富にあるけど、TTレース期間中は予約が困難になるそうなので、その時期に訪れる予定なら相当早めに予約した方がいいです。

ダグラス市内観光

マンクス博物館

ダグラスの中心部にある博物館で、入場料は無料。

マン島の歴史、文化、自然について包括的に学ぶことがでる。展示は先史時代からヴァイキング時代、中世、そして現代まで時系列で構成されていて、かなり充実していました。

マンクスといわれるしっぽのない猫

なにか古代の展示

もちろんマン島TTレースに関する展示もあり、歴代の名レーサーやバイクの展示、レースの歴史などの展示がる。

タンデムのバイクは実際に跨れる展示もある。笑えるぐらいハンドル絞られてる。

年によってルートが変わってるみたい。

バイクが好きな人はここだけで何時間もいられます。バイクレンタルしたかった。

所要時間は1時間半〜2時間くらい。マン島について理解を深めるには最適な場所なので、到着したらまず訪れることがオススメ。

マン島電気鉄道でラムジーへ

マン島電気鉄道

マン島の移動手段として鉄道とバスがあるんだけどバス以外の鉄道(蒸気機関車、馬車鉄道、電気鉄道)はすべて期間限定での運行でオフシーズンだとほぼ何も乗れない。

今回オフシーズンに訪れたんだけど運良く?バスがストライキ中だったので臨時で電気鉄道だけ動いているとの情報を得たので乗ることができた。

「マン島電気鉄道(Manx Electric Railway)」は1893年に開業した歴史ある路面電車で、ダグラスから島の北部ラムジー(Ramsey)まで約28kmを結ぶ。

現在でも当時の車両がそのまま使われているらしく、まさに動く博物館のような存在。木製の車両、レトロな内装、そして窓から見える景色。全てが100年以上前にタイムスリップしたかのような体験だった。

今回は特例でバスと同じGo Saverで乗れたけど、本当は鉄道とバス乗り放題のGo Travelを使う。

ダグラスの「Derby Castle」駅から乗車する。途中駅で下車も可能だけど、本数が少ないのでダイヤはよく確認すること。

列車は海岸線や丘陵地帯を走り、マン島の美しい自然を満喫できる。最高速度はそれほど速くないので、景色をゆっくり楽しむには最適。所要時間は約1時間15分。

乗り心地は正直悪いですが、レトロ感覚の旅アトラクションとしてはいいでしょう。

前記したとおり季節運航なのでこちらも確認をすること

Go Saverでマン島TT周遊バスの旅

Go Saverチケットとは

先の電気鉄道でもう使ってるのですが、「Go Saver」というフリーパスチケットを使うことでマン島内のバス「Bus Vannin」が乗り放題になる。

Go Saverには1日券、3日券、7日券などがあり、期間中はマン島内の全バス路線が乗り放題になります。料金は1日券が7.5ポンド、3日券が18ポンドだった。だいたい1日に3回以上乗るなら確実に元が取れる。

チケットはフェリーターミナルやオンラインで購入できて、私はダグラスのフェリーターミナルで購入した。カード型のチケットで、バスに乗る際に運転手に見せて端末にタッチする。

特に冬季はバスで回るしないので、Go Saverはダグラス以外に行くなら買うしかないと思う。

マン島TTコースをバスで巡る

マン島TTレースのコースは公道を使った一周約60kmのコースで、島の主要道路がそのままレースコースになっている。レース期間外は普通の道路として使われているので、バスでコース沿いを走ることができる。本当はレンタバイクで巡りたかったけど、これもオフシーズンは休業らしい。

私はGo Saverを使って、TTコースの名所を巡る「TT巡礼」をしてみました。具体的には、以下のような場所を訪れた。

まずは歩いてスタート地点

ここでインタビューごっこもできる。

– **Bray Hill**: スタート直後の急な下り坂。民家の間を高速で駆け抜ける場所として有名。ここは歩いて行った

– **Quarter Bridge**: コース序盤の橋。

– **Ballaugh Bridge**: コース中盤のハンプ(隆起)のある橋。バイクがジャンプする名所。

-ただのコース。景色が良すぎる。

正直なところ、レースをしていないと普通の道路を見ているだけなんだけど、この道を平均速度220km/hで走る狂気を感じられるのが最高。バイク好きなら絶対に楽しめる。

今回はコース全体をバスで一周するだけだったけど、いくつかのポイントをピックアップして訪れるのもよいかと思う。

有名な個所は看板が立ってる。

ストライキ中のバス事情と注意点

なんどか書いてますが実は私が訪れた時期、たまたまバス運転手のストライキが行われていて、「間引き運転」という形で本数が大幅に減らされている状態だった。

通常なら1時間に2〜3本あるような路線が、1日に数本しか走っていないという状況で、移動計画を立てるのに苦労した。

幸いGo Saverは有効期間内なら問題なく使えたので、時刻表をしっかり確認して計画的に動くことで何とか対応。ストライキ期間中の時刻表は公式サイトに掲載されていたので、それを頼りした。

マン島を訪れる際には、事前にバスの運行状況を確認することをおすすめします。特に秋冬は本数が減ることもあるようなので注意が必要。

食事

マン島滞在の食事

マン島では高そうなレストランしかなくて、ファストフードが多かったけど紹介

中華ボックス。パサパサのご飯だけどまあ悪くはなかった。

近くのピザとコンビニで買った地ビール

マクドが健康食と気が付いた。(マン島唯一のマクドナルド)

ケバブも健康食

物価・治安・費用

マン島ではオフシーズンということもあり宿も安いしレストランもいかなかったので結果的にはお金を節約できたんだけど、物価はイギリス本土とそんな変わらないかなといった感じ。

治安はとてもいいので心配ない。

マン島GBP208
項目費用(現地通貨)費用(円)備考
交通費£191.40¥15,054
宿泊費¥32,1124泊
飲食費¥21,894
通信費¥750Airalo
合計(円貨)¥69,810
合計¥109,621
総費用
¥479,153

全体としては、期待以上に楽しめる場所でした。バイク好きやイギリスの歴史・文化に興味がある人には特におすすめです。

マン島からマンチェスターへ

空港への移動

マン島からの移動手段は欠航のリスクを考え、飛行機を利用することにした。今回は「ローガンエア(Loganair)」という航空会社を利用。メーデーで聞いたことあるね。

時間に余裕があったので島唯一のスタバで一服

マン島空港(Isle of Man Airport)はダグラスから南に約11kmの場所にある。ダグラスのバスステーションから空港行きのバスが出ていて、所要時間は約30分。

空港自体は小さくてシンプル。地方の小さな空港という感じで、チェックインカウンターも数カ所のみ。ローガンエアのカウンターでチェックインを済ませた。

わたしのカバンはこの大きさでも余裕で入るみたい。これぐらいじゃないと邪魔なんよね。

セキュリティチェックも混雑しておらず、スムーズに通過。待合エリアも小さめだけど、カフェと売店があり、出発までの時間を過ごすには十分。多少お土産も買える。

ローガンエアの搭乗体験

ローガンエアはスコットランドを拠点とする地域航空会社で、イギリス国内の小規模な路線を多く運航しています。マン島からはマンチェスター、リバプール、エディンバラ、グラスゴーなどへの便がある。

機材はATRの小型のプロペラ機で、国内でも琉球エアーの離島線で乗りましたね。チェック柄がついてるのがおしゃれ。

機内サービスで飲み物とお菓子をもらった。

離陸するとすぐに海の上を飛び、アイリッシュ海を横断してイングランド本土へ。天気が良ければマン島全体やイングランド北西部の海岸線が見えるはずだけど、この日は雲が多くてあまり景色は見えなかった。

プロペラ機特有の振動と音はありますが、特に怖いということはなく、安定したフライトでした。あっという間にマンチェスター空港に到着。2週間ぐらい前に来たばかりだね。

まとめと次回予定

マン島は派手な観光地ではないけど、リゾート地として訪れるには独特の歴史と文化や自然など魅力が多くある場所だった。バイク好きであればコースをなぞるだけでも楽しいので、時間があればぜひ訪れてみてほしい。

次はロンドン~ウェールズ編を書く予定です。またお付き合いいただければ嬉しいです。

それでは、今回はこのあたりで。

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