【ワーホリ】長期休暇で海外放浪#09【デンマーク・オーデンセ】

お久しぶりです。Taipinです。

今回は引き続きデンマーク編

オールボーから離れてオーデンセをまとめます。

自分の旅の記録と今後の旅人への情報源として利用してもらえればと思います。

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オーデンセの概要と宿

デンマーク第三の都市オーデンセは童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンが生まれた街として有名な場所だ。ここでは5日間の滞在を予定していて、その後はコペンハーゲン経由でフランスへ向かうことになる。北欧の物価の高さには正直参っていたけれど、それでも落ち着いた街並みと静かな暮らしぶりには心地よさを感じていた。

オーデンセの基本情報

オーデンセはデンマークのフュン島にある都市で、人口は約18万人。コペンハーゲンとオーフスに次ぐ国内第3の都市だが、観光都市としての知名度は高い。特に「人魚姫」や「みにくいアヒルの子」で知られる童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの生誕地として有名で彼の名前を冠した博物館や、生家を再現した施設が旧市街に点在している。

コペンハーゲンからのアクセスも良好で電車で1時間ちょっとでアクセスできるので、コペンハーゲンから日帰りの観光もオススメ。

街の規模はオールボーと同じくらいで、徒歩で中心部を回れる程度。鉄道駅から旧市街までは1kmほどで、大聖堂や博物館が集まるエリアはコンパクトにまとまっている。オールボーが港町の雰囲気だったのに対し、オーデンセは童話の世界観を意識した可愛らしい街並みが印象的だった。

宿の詳細と立地

今回予約したのはセルフチェックインのオーデンセ最安値のホテル。地下室とそれ以外で値段が違い、最安のシングルは地下で窓なし。部屋自体はシンプルだけど清潔で、ベッドとデスク、小さなクローゼットがあって滞在には十分。。Wi-Fiも問題なく使えたので作業環境としても悪くなかった。

2日目の朝に謎の火災報知器で避難した図。ボヤ騒ぎだったみたいなんだけど全く悪くない私がちょうどロビーのカメラに撮影されていたらしく、犯人に見立てられて半日ぐらいオーナーと揉めた。補償金で30万ぐらい払えとか脅してきたので全くボヤには関係ないことをずっと言い合うという無駄な時間を過ごした。結局納得はしてない様子だったが支払いは無しで済んだ。

後日談だけど、その日にホテル代を決裁したカードから30万以上の決済があったみたい。ちょうど限度額だったので決済できなかったんだけど、さらっと怖いことされてた。

市内交通

オーデンセの市内交通は非常にシンプルで、正直なところあまり使う機会がなかった。中心部がコンパクトにまとまっているので、観光スポットはほとんど徒歩圏内。アンデルセンの生家博物館も駅から歩いて15分程度だし、旧市街もぶらぶら歩いているだけで主要な見どころを回れてしまう。

一応市内バスは走っていて、路線図は駅や観光案内所で手に入る。料金は距離によって変わるけど、基本的にはオールボーやオーフスと同じシステム。ただ私の場合は宿が駅から徒歩10分ちょっとの場所だったこともあって、結局バスには一度も乗らなかった。天気が良ければ自転車をレンタルするのもいいかもしれない。デンマークは自転車文化が根付いているので、専用レーンもしっかり整備されている。

オーデンセ市街地散策

オーデンセに到着したのは午後の早い時間だったので、荷物を宿に置いてから街歩きに出かけた。中心部は半日もあれば十分回れるくらいのコンパクトさで、石畳の道や色とりどりの家々が続く旧市街は童話の世界に迷い込んだような雰囲気がある。カフェやレストラン、雑貨屋なんかが並ぶ通りを特に目的もなくぶらぶら歩いているだけで、デンマークの地方都市の魅力を十分に感じることができる。

旧市街の街並み

オーデンセの旧市街は、アンデルセンが生きた19世紀の面影を色濃く残すエリアだった。石畳の細い路地を歩いていると、カラフルな木造家屋が両側に並び、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだような気分になる。建物の多くは実際に今も住居や店舗として使われていて、観光地化されすぎていないのがいい。特に印象的だったのが、わずかに傾いた壁や不揃いな窓枠など、長い年月を経た建物ならではの味わい。こういう歴史ある街並みを現役で使い続けているのが、ヨーロッパの都市の魅力だなと改めて思う。

中心部の様子

オーデンセの中心部は思っていたよりもずっとコンパクトにまとまっていた。デンマークらしいカラフルな建物が並ぶ通りを歩いていると、ところどころでアンデルセン関連の銅像や記念碑に出くわす。

童話作家の故郷というだけあって、町全体がアンデルセン一色という感じ。オールボーとかオーフスと比べるとこちらの方が街として過ごしやすいかな。

南米だったら絶対に近寄ってはいけないと有名な靴がつるしてあるやつ

さすがにデンマークは大丈夫だと思う。

アンデルセンの足跡

街中を歩ているとこのように足跡が続いている。これはアンデルセンにゆかりのある場所などを巡って回れる道案内になっている。歩くだけならば30分ぐらい歩くと一周して戻ってこられるので散歩にはちょうどいい。

こんな感じで公園の中とかも歩くのだけれども、足跡がところどころなくなっているので多少の推理をしながら歩く必要はある。

ゆかりのある建物には説明もあるので、見落とすことはないかなと思う。

歩くだけでも楽しめる街。

アンデルセン博物館

アンデルセンといえば「人魚姫」や「みにくいアヒルの子」などで知られる童話作家だが、恥ずかしながら彼がデンマーク人だということすらこの旅の計画を立てるまでちゃんと認識していなかった。オーデンセという街の名前も初めて聞いたしね。

2021年にリニューアルオープンしたばかりということで、建物の設計は日本でも何かと有名な隈研吾氏とのことでかなり現代的な施設になっているらしい。童話の世界観を体験できる展示が充実しているとのこと。

博物館へのアクセス

オーデンセ中心部からアンデルセン博物館へは徒歩でアクセスできる。駅から歩いて15分ほどで、街並みを楽しみながら向かうにはちょうどいい距離。

博物館は街の中心部、アンデルセンが生まれた地区にある。周辺は石畳の道が続く旧市街で、カラフルな木造家屋が立ち並んでいて雰囲気がいい。案内板も要所要所にあるので迷うことはないと思う。

入場料は大人で165DKK(約3,000円)とデンマーク価格でなかなか強気だが、2021年にリニューアルされた新しい展示施設ということで期待が高まる。博物館以外にもアンデルセンの生家などもみられるとのこと。今回はオンラインで購入したけど、当日窓口でも買える。

展示内容

展示は新旧のアンデルセン作品の原稿や初版本、彼の切り絵作品、私物などが中心だった。英語で説明が書いてあるので内容はわかるけど時間はかかるね。

こんな感じで体験できる展示みたいなのもある。実際に行ってみると結構すごいです。

個人的に知れてよかったのはアンデルセンが「相当な旅好きであった」ということ。意外過ぎる。大きく掲げられている”To travel is to live”日本語にするなら「旅することは生きることだ。」といった感じ。こんなところで偉大な人物と意見の一致があるなんて、旅は不思議なのもだ。

ナイチンゲールの鳥を現したモニュメント。この話私知りませんでした。

童話ってなんとなく知っているだけで、意外にどんな話だったのかを大人になってから説明できなったりするんだよね。この機会にいろいろどんな話だったのかをきちんと見直すと、生きるために大切なことがどんなことなのかを考えさせられる。

展示には日本語の懐かしい絵本も自由に読める。

そんなに期待してなかったんだけど、とても楽しめたし勉強になった博物館だった。

生家エリア

博物館から少し離れている生家エリアへ。このエリアはアンデルセンが実際に幼少期を過ごした地区をそのまま保存していて、19世紀前半のオーデンセの町並みがそのまま残されている。石畳の細い路地に沿って、当時の労働者階級が暮らしていた小さな家々が並んでいた。

アンデルセンの生家は本当に小さくて、中に入ると狭い部屋がいくつかあるだけ。彼の父親は靴職人で母親は洗濯女だったというから、決して裕福な家庭ではなかったことがよく分かる。この質素な環境で育った少年が、後に世界中で愛される童話作家になったと思うと、なんだか感慨深いものがある。生家の周辺にも当時の洗濯場や職人の工房が再現されていて、アンデルセンが子供時代に見ていた風景を追体験できる。観光地化はされているけど、派手な演出は控えめで、静かに当時の暮らしを想像できる空間だった。

感想

アンデルセンの生涯や作品世界を丁寧に追っていく展示はよくできていたし、インタラクティブな仕掛けも多くて楽しめる。アンデルセンが貧しい家庭に生まれながらも世界的な作家になった軌跡を知ることができたのもよかったし彼の人生そのものが一つの物語みたいで、作品に込められた思いも少し理解できた気がする。オーデンセまで来たなら訪れる価値はあると思う。

日常生活

オールボーで十分に「動かない旅」を満喫したこともあって、オーデンセでも特に観光スポットを詰め込むことはせず、引き続きゆったりとした時間を過ごすことにした。

少し距離はあるけどフードコートのような建物があり、安くご飯が食べられるので重宝した。

チキンカレーで2600円ぐらいだったかな。結構美味い。

観光客として名所を巡るのではなく、まるでここに住んでいるかのように日々を過ごす。洗濯をして、料理をして、散歩をして、また家に帰る。特別なことは何もないけれど、この「何もしない時間」こそが今回の旅で一番求めていたものだったのかもしれない。オーデンセの街は穏やかで、そんな過ごし方にぴったりだった。

ちなみに途中酷い頭痛で部屋から出られない日が2~3日ぐらいあったんだけど、原因がカフェイン抜きによる頭痛と判明した。ちょうど今回の宿がポットとコーヒーがなかったのでスーパーで買った水だけで過ごしていたんですよね。コーヒーもほどほどにしないとなと感じた。

ちなみにマクドが一番安くコーヒーを取得できる。

オーデンセからボーヴェ空港へ

デンマークでの滞在もついに最終日。オールボーで2週間、オーデンセで5日間と、合計3週間近くこの国で過ごしたことになる。最初は物価の高さに驚いたけれど、自炊中心の生活リズムにも慣れて、デンマークという国の空気感みたいなものも少しは掴めた気がする。

この日はフランスへ向けて移動する日。オーデンセからコペンハーゲン空港まで鉄道で移動して、そこからRyanairでフランスのボーヴェ空港へ飛ぶ予定になっている。LCCなので時間に余裕を持って空港に到着しておきたいところ。

オーデンセ→コペンハーゲン空港の移動

朝7時過ぎの列車に乗車。デンマークの鉄道は本当に快適で、座席も広いし車内も清潔。窓の外には相変わらず平坦な田園風景が広がっていて、風力発電の風車がゆっくりと回っている。

コペンハーゲンは一回来たことがあるので、乗換では悩まずに空港駅に予定通り到着。

コペンハーゲン空港

コペンハーゲン空港に到着したのは出発予定時刻の3時間ほど前。デンマーク最後の時間ということで、余裕を持って空港内をぶらぶらすることにした。

さすがは北欧のハブ空港だけあって、施設は広々として清潔感がある。免税店やカフェも充実していてオールボーで買わなかったアクアビットを買おうか悩んだけどやめた。

搭乗ゲート近くのベンチに座って、これまでのデンマーク滞在を振り返る。オールボー、オーデンセ、そしてコペンハーゲン。短い期間だったけれど、この国の穏やかな空気感と人々の暮らしぶりを肌で感じることができた。次の目的地への期待と、デンマークを離れる寂しさが入り混じった不思議な気分だった。

フランス・ボーヴェ空港へ出発

コペンハーゲン空港に到着してからは、次の目的地であるフランスのパリ行きの便を待つことになる。ただし、今回予約したのはパリ・シャルル・ド・ゴール空港ではなく、パリから100km北にあるボーヴェ空港という郊外の小さな空港行きの便。最初にヨーロッパを回った時に痛い目にあった憎き格安航空会社のRyanairを使うため、ちょっと緊張気味。前回はチェックインの用紙を印刷できなくて罰金を払ったけど、今はQRコードで乗れるのでまあ難しくはないね。定刻通りに搭乗が始まり、約2時間のフライトでフランスへ向かう。

さすがにシートピッチは狭いが許容範囲。安全のしおりはシートバックにシールが貼ってある。すごいコストダウンだと感心する。

ボーヴェ空港には定刻で到着。周りからフランス語が聞こえてくるのがフランスっぽい

物価・治安・費用

オーデンセでは5日間滞在したので費用についてもまとめておく。

オーデンセDKK24.47
項目費用(現地通貨)費用(円)備考
交通費€548.68¥2,367
宿泊費¥48,2964/1~4/5
飲食費¥10,174
お土産¥4,248
観光費¥4,230
合計(円貨)¥69,315
合計¥82,741
総費用
¥1,073,532

物価に関してはオールボーと同じくやはり高い。スーパーでの買い物も日本の1.5倍から2倍くらいの感覚で、特に野菜や果物が高かった。ただデンマークに2週間以上いて慣れてきたというのもあるかもしれない。

治安については全く問題なく、夜遅くまで出歩いても危険を感じることはなかった。オーデンセも観光地ではあるけれど落ち着いた雰囲気の街で、住民も親切だった。デンマーク全体を通して言えるのは、物価は高いけれど治安が良くて清潔で、旅行しやすい国だということ。英語も通じるし、困ることはほとんどなかった。

まとめと次回予定

デンマーク最後に寄ったオーデンセは、正直あまり時間を取れなかったというのが本音だ。アンデルセン博物館は見に行ったけれど、本当はニールセン博物館とかも行きたかった。まあでもこれはこれまでの旅行疲れをゆっくり癒すような滞在にしたかったというのもありしょうがない。ただこの町は観光名所が徒歩圏で集まっているし、デンマークらしい観光ができるとてもオススメな町だと思う。

デンマーク全体を振り返ると、物価の高さには最後まで慣れなかったけれど、街の雰囲気や人々の暮らし方には独特の心地よさがあった。オールボーで2週間も滞在したことで、旅行者としてではなく少しだけ生活者の目線で街を見られたのは貴重な経験だったと思う。ワーキングホリデーでこういう長期滞在ができたのは良い経験だったと思う。

次回はフランス北部の町ディエップから、イギリスへの旅程を書いていきます。

次回もよろしくお願いします。

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