お久しぶりです。Taipinです。今回はブエノスアイレスから空路で、世界三大瀑布のひとつイグアスの滝へ向かう回。自分の旅の記録と今後の旅人への情報源として利用してもらえればと思います。
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記事の目次
- 今回のルートと旅の概要
- ブエノスアイレスから空路でイグアスへ
- 国境を越えてフォス・ド・イグアスへ
- イグアスの滝観光(アルゼンチン側1日ツアー)
- 三国国境点とフォス・ド・イグアス市街散策
- 物価・治安・費用
- まとめと次回予告
今回のルートと旅の概要
今回はブエノスアイレスから空路でアルゼンチン側の玄関口プエルト・イグアスへ入り、宿泊はブラジル側の街フォス・ド・イグアス、そこから1日ツアーでアルゼンチン側の滝を見学するというルート。次の目的地がリオデジャネイロなのもあって国境での時間ロスを減らす目的で拠点はブラジル側に置いておいた方が移動が楽だろうという判断だった。今回の記事ではイグアスの滝の観光と、ツアーの詳細や国境越えの注意点などをまとめていく。滝はブラジルとアルゼンチンの2方向から別の視点で見られるので時間があるならどちらも見た方がいいようだけど、今回は時間の都合でアルゼンチン側からだけにした。人によってどっちから見るかは好みは分かれるところかなと思うので、このあたりを各セクションで詳しく書いていこうと思う。これからイグアスの滝に行く人の参考になればと思う。
ブエノスアイレスからプエルト・イグアスへ

ブエノスアイレスからイグアスの滝までは、陸路だとバスで20時間近くかかるらしいので、今回は迷わず国内線での移動を選択。サン・ニコラス地区に泊まっていたホテルをチェックアウトして、空港へ向かった。イグアスの滝はアルゼンチン側とブラジル側の両方に空港があるのだけれども、私はアルゼンチン側のプエルト・イグアス国際空港に向かい、そこからブラジル側へ行くことにした。こうすれば国際線区間はバスだけなので一番安く移動することができる。宿泊はブラジル側のフォス・ド・イグアスにしたけど、これは前述の国境越えのいざこざの件や、なぜかアルゼンチン側の宿が高額なところしかなくという理由もあった。このあたりの動き方は少しややこしいのだけれど、それもこのセクションで詳しく書いていこうと思う。
ブエノスアイレス出発とフライトの様子

出発はブエノスアイレスの国内線用空港、ホルヘ・ニューベリー空港から。市街地から近くて、宿からUberで30分ほどで着いたのはありがたかった。チェックインも保安検査もスムーズで、多分形だけしか保安検査をみていないと思う。さすが南米。

今回はアルゼンチン航空を利用してフライト自体は2時間弱で、あっという間。LCCではないけれど機内サービスは簡素で、飲み物が配られる程度。まあ短距離なので十分かなと思う。窓側の席からは、着陸前に一面のジャングルが見えてきて、いよいよイグアスに来たなという感じ。
プエルト・イグアス国際空港到着

定刻から少し遅れつつも、無事プエルト・イグアス国際空港に到着。空港自体はかなりこぢんまりとしていて、地方空港という雰囲気。まあイグアスの滝観光のためにあるような空港らしいので、これで十分ということなのだと思う。到着ロビーを出るとすぐにタクシーの勧誘やシャトルバスのカウンターが並んでいる。Uberも対応しているらしいが、台数が少なく捕まらないとの情報もありバスか定額タクシーを空港カウンターで捕まえるのが良いと思う。

今回はバスセンター行きのバスを利用してプエルト・イグアスの中心地に、向かった。料金は片道8,000ペソだった。おそらく現金のみ。前回の記事にも書いた通り、アルゼンチンペソは信用ならないので米ドルを常に持っておくことをオススメする。それにしてもこの辺は急に未開の地みたいでブエノスアイレスの都会感との落差がすごい。同じ国とは思えないくらいの変わりようだった。
バスターミナル周辺と市街の雰囲気

50分ぐらいバスに乗って終点のプエルト・イグアスのバスターミナルについた。ターミナルは町の中心部にあって、周辺には両替所や旅行代理店、軽食スタンドが並んでいるという感じ。ブラジル行きの国際バスは何社かあるみたいだけど、ネットに情報があったEASYBUSで手配した。

国境バスの料金は45ブラジルレアル、ここは急にレアルになるみたい。大体1,300円ぐらい。今回は利用しないけど、アルゼンチン側から滝行きのローカルバスもここから出ていてチケットも買えるらしい。
町自体は完全に観光で成り立っている小さな田舎町という雰囲気で、ブエノスアイレスの都会感からすると拍子抜けするくらいのんびりしていた。メインストリートには土産物屋やレストランが並んでいて、歩いている人も観光客が大半。正直なところ滝以外に見るものはほぼ無いのだけれども、治安の面では夜に歩いてもそこまで不安を感じなかったので、その点は気楽に過ごせるかなと思う。ブラジルとパラグアイとの三国国境が近いこともあって、街中の看板にポルトガル語が混ざっているのも面白かった。
国境を越えてフォス・ド・イグアスへ

ブラジル側の拠点となるフォス・ド・イグアスへ移動するということで、その国境越えの流れをまとめていこうと思う。

まずはアルゼンチンの出国をする。ここでは乗客全員がバスを降りて出国する。パスポートを出すだけで特になにもない。

アルゼンチンとブラジルの間にはタンクレド・ネヴェス橋という国境の橋が架かっていて、バスに乗ったまま橋を渡って国境を越えられる。柵の色が変わる所が国境。でここでちょっとしたトラブルがあった。というのも、乗っていたバスがブラジル側の入国審査で止まらずにそのままスルーしてしまった。事前に調べた情報でもこのパターンはあるらしいと知ってはいたけど、まさか自分がその当事者になるとは思わなかった。

すぐに調べたところ、イグアス周辺はブラジル、アルゼンチン、ウルグアイの三国が接しているのと経済的繋がりが強いため、当日中の越境については審査がいらないらしい。(アルゼンチンだけパスポートチェックが必須とのこと)
であれば即不正滞在にはならないので、宿のチェックインをしてからUberで入国審査を再度した。都合勝手に入国して再度出国して正式に入国という面倒な手順になったけど、まあ結果的には特に怪しまれることもなく無事に入国できたので、同じルートを使う人への注意喚起も兼ねて詳しく記載した。ブラジルはパスポートにハンコ押すタイプの国。ちなみに前の女性は日本人だった。声かけなかったけど。
宿の詳細と立地

入国審査のドタバタを乗り越えて、なんとかフォス・ド・イグアスの市街地にある宿に到着。今回泊まったのは街の外れにあるホテルで、個室最安値とはいっても2泊で28,000円ぐらいと結構高かった。設備は正直なところ値段に見合わない感じだけど、シャワーのお湯はちゃんと出たし、簡単な朝食も付いていたので、寝るだけと割り切れば十分かなと思う。
立地に関しては、治安の心配がブラジル内では低いイグアスとは言え基本的にはUberを使うのでそんなに気にしなくて良いかなと。Uberはアルゼンチン側は使えないらしいけど、ブラジル側は簡単に捕まるし安いので夕食に行くのとかにも気軽に使って移動することにした。
フォス・ド・イグアス市街の夜

入国審査の一件でだいぶ時間を食ってしまったので、初日の夕食は少し遅くなってしまった。夜のブラジルを歩くのは少し身構えていてUberを結構使ったんだけど、実際は大通り沿いに人も車もそれなりにいて、拍子抜けするくらい普通な雰囲気じ。
ブラジル側はアルゼンチンとは雰囲気が全く違って都会なのでショッピングモールが何件かあるので夕食はこのフードコートへ。

せっかくブラジルに来たならということで肉と豆の煮込み(フェイジョン)とガラナジュースを注文した。値段は日本の外食と大差ないくらいでリーズナブル。
期待してなかったんだけど、コメと肉と豆がともかくよく合う。なんだか日本を思い出すような感じ。コメは少し塩味がついているのでそのまま食べてもOK。個人的には海外の日本チェーン以外の食事で初めてこれなら生活できるな、と感じた食事。多分南米の食事は口に合うらしい。
ガラナジュースは北海道のアレとほぼ同じ。ちなみに関係はないらしい。
国境越えで疲れていたこともあり、この日は早めに就寝。翌日のイグアスの滝に備えることにした。
イグアスの滝観光(アルゼンチン側1日ツアー)

ここからは今回のメインイベント、イグアスの滝観光の記録。宿泊はブラジル側だったので、1日ツアーで再び国境を越えてアルゼンチン側のイグアス国立公園へ向かった。イグアスの滝はブラジル側とアルゼンチン側の両方から見られるのだけれども、滝の大部分はアルゼンチン側にあるらしく、間近で滝を体感したいならアルゼンチン側からの見学がおすすめ。今回はいけなかったけど滝全体を見られるのはブラジル側らしい。
国立公園へのアクセスとチケット購入

一応ツアーでなく自力で行く人向けの情報としてはプエルトイグアスの市街地から国立公園までは、バスターミナル発の路線バスで30分ほどで、バスの本数もそれなりにあるらしいので、アクセスの心配はいらないかなと思う。

入場チケットは公園ゲートの窓口で購入できるのだけれども、ネットからも買えるので先に準備した方がいいと思う。値段は60,000ペソ(6,500円ぐらい)と高額。そしてボートツアーが90,000ペソ(10,000円ぐらい)とこちらも高額。結局はすべてインクルードのツアーを予約したほうが、移動を考えたら効率的な選択というのが所感。今回は宿からの送迎と入場料、ボートツアーすべて含まれて30,000円ぐらいとチケット代だけでも半分以上でガイドと送迎が付くなら安いかなと。(正直なところ長旅で個人手配が面倒になってきていた)
悪魔の喉笛(ガルガンタ・デル・ディアブロ)

ツアーのメインはやはり悪魔の喉笛。イグアスの滝の中でも最大の落差を誇るポイントで、大量の水が轟音とともに流れ落ちていく様子は圧巻という感じ。園内のトロッコ列車で行くのが普通らしいけど、今回はガイドとハイクツアーが組まれていたので、歩いて向かった。歩いて大体1時間半ぐらいの展望台に着くと目の前が滝、というより水の壁。水しぶきがすごくて、カメラを構えるだけでレンズがびしょ濡れになるという感じだった。人が多すぎて撮影ポジションの確保に一苦労。濡れても良い服装とスマホ用の防水ケースを用意しておくのがおすすめかなと思う。それでも自然の迫力という点では今回の旅で間違いなくトップクラスの体験だった。
滝巡り遊歩道を歩く

アルゼンチン側の観光は基本的に遊歩道を歩いて滝を巡っていくスタイルで、大きく分けて上流側から滝を見下ろす「上の遊歩道」と、滝を下から見上げる「下の遊歩道」の2つのコースがあるらしい。今回のツアーでは上の遊歩道だけを歩くものだったんだと思う。(詳細不明)

遠巻きから見てもすごい滝

なんかでっかい鳥がいたので撮影。鷹とかか?

サルもいる。なかなかジャングルツアーとしても見応えがあるツアーだ。
ずぶ濡れ必至のボートツアー

イグアスの滝といえば有名なのがこのボートツアー。滝壺のすぐ近くまでボートで突っ込んでいくというもので、ツアーのオプションとして追加料金を払って参加した。先に言っておくと、ずぶ濡れどころの話ではない。

頭からバケツの水を浴び続けるような感じで、配布された防水バッグに荷物を全部詰め込んでおいて本当に良かったと思う。

調べた感じ濡れてもいい服との指定があったけど、季節的に秋の初めぐらいだったので、水着に着替えてボートに挑んだ。(水着はショッピングモールで買った)ちなみにちゃんと更衣室的なものもあるけど、私はトイレで着替えてしまった。

最初はこんな感じでトラックの荷台に乗せられてさながらドナドナされる気分。
乗船前にライフジャケットを渡され、防水のスマホとアクションカメラだけ外に出して撮影をした。

ただ濡れることも含めてこのツアーの醍醐味という感じで、滝が目の前に迫ってくる瞬間の迫力は展望台から見るのとは全くの別物だった。ちなみに突っ込むのは有名な滝ではなくその近くの滝(さすがに悪魔の喉笛は危ないらしい)。

サービス精神からなのか3回ぐらいは滝つぼへ全身濡れるまで突っ込む、滝の中では正直息もできない。これは日本ではなかなかできない経験やと思う。せっかくイグアスまで来たなら絶対参加するのがおすすめ。
三国国境点とフォス・ド・イグアス市街散策

滝の観光を終えた後は、宿のあるブラジル側フォス・ド・イグアスに戻ってきたのだけれども、ツアーの解散が思ったより早い時間だったので、せっかくならということで市街の周辺も少し見て回ることにした。
フォス・ド・イグアスという街は、アルゼンチン・ブラジル・パラグアイの3か国が国境を接するかなり特殊な場所に位置している。そんな立地ということもあって、3か国の国境が一望できる「三国国境点(イト・トレス・フロンテーラス)」という観光スポットがあるらしいと知り、滝以外に特に予定もなかったのでせっかくだから行ってみることに。
三国国境点(イト・トレス・フロンテーラス)

イグアスの滝観光の前に、まずはフォス・ド・イグアス市街から少し離れた三国国境点へ行ってみた。ここはイグアス川とパラナ川の合流地点で、ブラジル・アルゼンチン・パラグアイの三か国の国境が一点で交わる場所ということで、各国側にそれぞれ国旗色のオベリスクが立っているらしい。ってことでUberに指定したんだけど、なんかうまく伝わらず、近くの遊園地で降ろされてしまった。なんか違うな~と思いながらも近くにこんな看板があったので、これで妥協することに。三か国国境はまたイグアスに来る機会があれば見に行こうと思う。
フォス・ド・イグアス市街の様子

三国国境点を見た後は、せっかくなのでフォス・ド・イグアス市街も少し歩いてみることにした。フォス・ド・イグアスはブラジル側の滝観光の拠点になっている街で、中心部にはスーパーやレストラン、両替所なんかが一通り揃っているという感じ。

観光地というよりは普通の地方都市という印象で、街並み自体に特別な見どころがあるわけではない。この日の食事もまたもや別のショッピングモールのフードコートへ。噂に聞いていた通りブラジルのビールはキンキンに冷えているのが最高だ。
滝の周辺には飲食店がほとんどないので、食料の調達や食事はこの市街地で済ませておくのがおすすめ。
治安については、日中に歩いた限りでは特に危険を感じる場面はなかった。まあ南米ということで夜の一人歩きは避けたけど、拍子抜けするくらい落ち着いた雰囲気だった。
物価・治安・費用
| イグアス | RS | 30.49 | |
|---|---|---|---|
| 項目 | 費用(現地通貨) | 費用(円) | 備考 |
| 交通費 | $229.09 | ¥25,455 | ARSは円貨に合算 |
| 宿泊費 | ¥30,729 | ||
| 飲食費 | ¥6,357 | ||
| ツアー費 | ¥30,458 | ||
| キャッシング | ¥16,009 | ||
| 合計(円貨) | ¥109,008 | ||
| 合計 | ¥115,993 |
まず物価について、体感ではブラジル側の方がアルゼンチン側より少し安いという感じ。アルゼンチン側は昨今のインフレでペソの価値が不安定なので、そんな参考にならないとは思う。ブラジル側のフォス・ド・イグアスは観光地価格とはいっても、食事は1食1,500円前後で相対的には安く感じた。
| 総費用 |
|---|
| ¥1,599,050 |
治安については、正直なところ国境の町ということで身構えていたけど、観光客が多いエリアは意外と落ち着いてる。ただ夜の一人歩きは避けた方がいいらしいので、基本はツアーと宿の往復で過ごすのがおすすめかなと思う。
国境越えの注意点として、路線バスだと出入国スタンプを押さずに素通りするケースがあるらしいので、必要な人は運転手に申告すること。ブラジルでは楽天モバイルの海外ローミングが使えたので特に追加購入はしなかった。両替はブラジルレアルを少額だけショッピングモール空港でガイドのチップとして用意し、あとはカード払いで乗り切ったという感じ。
まとめと次回予告

ということで、今回はイグアスの滝観光をまとめてみた。ブエノスアイレスから空路で向かい、宿泊はブラジル側、観光は1日ツアーでアルゼンチン側から滝の見学とボートツアーをするという流れだった。滝は期待値を大きく超えてくる迫力で、これまでの旅の中でも屈指の満足度だったかなと思う。写真や映像で何度も見てきた場所ではあるものの、あの水量と轟音は実際に行ってみないと分からない。ボートツアーは特に絶対に体験すべきアクティビティなのは間違いない。南米まで来たならせっかくだから足を運んでおくのがおすすめ。ちなみにイグアスの滝のツアーでは日本人家族が同じグループに居たのでちょっとお話もした。聞くところによるとマナウス駐在の家族でイグアスに旅行に来たらしい。子供も英語がペラペラで教育の差を感じてしまった。
そして次の目的地はブラジルのリオ・デ・ジャネイロ。宿からで空港へ向かい、そこから空路でリオに飛ぶというルート。リオといえばコルコバードのキリスト像やコパカバーナビーチなど見どころは多いけれど、治安面では今まで以上に気を引き締める必要がありそうな街。次回はそのあたりも含めて書いていこうと思う。
それでは、また次の記事で。

