お久しぶりです。Taipinです。
今回は初の南米、アルゼンチン編。
自分の旅の記録と今後の旅人への情報源として利用してもらえればと思います。
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記事の目次
- 今回のルートと旅の概要
- アルゼンチンの概要
- カイロからイタリア経由でブエノスアイレスへ
- ブエノスアイレス到着と宿・市内移動
- ブエノスアイレス市街観光(セントロ・サンテルモ地区)
- ラ・ボカ地区とカミニート観光
- パレルモ・レコレータ地区観光
- 物価・治安・費用
- まとめと次回予告
今回のルートと旅の概要

今回はエジプト・カイロからITAエアウェイズでローマを経由し、地球の裏側アルゼンチン・ブエノスアイレスへ向かうというルート。ローマからブエノスアイレスまでは13時間超のフライトで、さすがに南米は遠い。今回の記事ではブエノスアイレスの観光と、観光時の注意点などをまとめていく。
先に結論から言ってしまうと、ブエノスアイレスは「南米のパリ」と呼ばれるだけあって街並みは欧州風で美しく、観光としてはかなり楽しめたという感じ。ただ正直なところ、治安面では気を抜けない場面もあり、エリアによって雰囲気がガラッと変わるので、事前に注意点を押さえておくのがおすすめ。このあたりは後のセクションで詳しく書いていこうと思う。
アルゼンチンの概要

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | アルゼンチン共和国 Argentine Republic |
| 首都 | ブエノスアイレス Buenos Aires |
| 人口 | 約4,554万人(2023年推計) |
| 公用語 | スペイン語 |
| 宗教 | キリスト教(カトリック)が主流 |
| 通貨 | アルゼンチン・ペソ(ARS) 100ARS ≈ ¥11(2026年時点) |
| 楽天モバイル | 対象国(要確認) |
アルゼンチンは南米大陸の南部に位置する国で、首都はブエノスアイレス、公用語はスペイン語。南半球なので日本とは季節が逆になるのがポイントで、私が訪れた時期はちょうど過ごしやすい気候だった。通貨はアルゼンチン・ペソだけど、インフレが激しいことで有名で、公式レートと非公式レート(ブルーレート)が存在するというちょっと特殊な事情がある国らしい。正直なところ渡航前は治安面が少し不安だったけど、調べた限りブエノスアイレスの観光エリアは比較的問題ないとのこと。
楽天モバイルについては対象国なのだが、私の端末では利用不可でAiraloを使った。
カイロからイタリア経由でブエノスアイレスへ
今回の移動はカイロからブエノスアイレスという長距離移動で、直行便は当然ないのでイタリア・ローマ経由のITAエアウェイズを利用することにした。ITAは2026年4月にスターアライアンスへ正式加盟したばかりの航空会社で、スターアライアンスゴールド特典がどれだけ使えるかわからない部分もあったのだけど、今回ちょうど良く格安で航空券が売っていたので利用してみることにした。カイロからローマまでが約3時間半、そこからブエノスアイレスまでは13時間超えのフライトということで、正直なところ体力的にはなかなかのハードスケジュールだったかなと思う。
カイロ国際空港での出発

カイロ国際空港はアフリカによくある出発ロビーに入る前からセキュリティチェックがある方式で、チェックインするまでにも面倒。空港には余裕をもって3時間前に来ていたのだけど、結局チェックインできたのは職員が来た2時間前からだった。

この看板にスターアライアンスゴールドとは一切書いて無くて、ネットにも情報がない状態で並んでいいものか?と不安だったけど、最終的に問題なくチェックインできた。

出国書類は先に空港にあるやつを記入したのだけれども、実際に出国審査で使うのは航空会社からもらうカードを使うみたいで無駄になった。出国はやはり何も聞かれることもなくスムーズに完了。次にエジプト来るときはガイドか道連れを絶対に連れてくる。

こうゆうお土産はやっぱり売ってるのね。ちょっと欲しかったけど、まだ旅が長いので我慢。
カイロ空港ラウンジ

今回使う第3ターミナルのスターアライアンス系ラウンジはエジプト航空だけらしいので、ここを利用。残念ながらアルコールの提供は無し。

食べてなかったシャワルマがあったので食べてみた。思ったより癖がなくて食べやすい。

いつものアフリカらしい、搭乗直前に保安検査する奴なので搭乗に時間かかる。チェックインの時にカイロ→ローマの搭乗券は発券されていたんだけど、ローマ→ブエノスアイレスがもらえなくて、一応このカウンターで聞いてみたら発券してもらえた。結果、ローマでは乗り継ぎ時間なかったので聞いておいて正解だったみたい。
ローマ・フィウミチーノ空港での乗り継ぎ

カイロローマ・フィウミチーノ空港(FCO)に到着し、乗り継ぎ時間は少ないけどラウンジを使うことにした。

さすがイタリアといいたいところだったのだけれども、正直このラウンジは微妙かも。深夜だったからなのか食べ物もほとんどなく、アルコールもカウンターで注文しなくちゃいけないので面倒。まあ長距離便の前にひと息つけるだけありがたいと考えることにする。
ITAエアウェイズ(ITA Airways)の使い心地

今回利用したITAエアウェイズ(ITA Airways)は、アリタリア航空の後継として設立されたイタリアのフラッグキャリアで、2026年にスターアライアンスへ正式加盟したばかりの航空会社。

カイロからローマまでは3時間程度の短距離便で、機材は普通のナローボディだったけど、座席はお洒落な感じで快適だった。

ローマからブエノスアイレスへの長距離区間はA350で、モニターも大きく機内食もイタリアらしく食事が出てきて満足、ティラミス美味しかった。遅延もなく乗り継ぎもスムーズだったので、南米方面以外にも欧州便やアフリカ便として使う選択肢としては十分ありかなと思う。
ブエノスアイレス到着と宿・市内移動
このセクションでは、アルゼンチン入国から市内への移動、宿の立地、そして市内交通の実用情報までをまとめて書いていこうと思う。これからブエノスアイレスに行く人の参考になればと思う。
エセイサ国際空港到着と入国

長時間のフライトを経て、ブエノスアイレスの玄関口エセイサ国際空港(Ministro Pistarini International Airport)に到着した。日本人は観光目的ならビザ不要で入国できるので、手続き自体はシンプル。入国審査でも特に質問されることはなく入国。アルゼンチンも日本パスポートについてはチェックだけでハンコも押されないのはちょっと寂しい。南米らしく?入国時にWelcomeと初めて言われた。入国審査官って基本機嫌悪そうで怖い感じなので驚き。荷物を受け取って到着ロビーに出ると、まずはタクシーの客引き。ここから市内までは距離があるので、移動手段は事前に準備しておくことをオススメする。
空港から市内への移動
ブエノスアイレスの玄関口はエセイサ国際空港(Ezeiza)で、市内中心部までは30km以上離れているので何かしらの移動手段が必要になる。基本的にはバスかタクシー・Uberになる。当初はバスで移動しようと考えていたんだけど、どうやってもバス停が見つからず今回はUberにした。というか市内の移動は基本的にUberで済ませることにした。料金は日本の感覚からするとかなり安く、タクシーの客引きと料金交渉をするストレスもないので、正直なところ空港からの移動はUber一択かなと思う。南米は治安面の不安もあるので、乗る車と運転手がアプリで記録される安心感も大きい。市内での移動もほぼUberで完結したが、一部バスを使った話は後述するSUBEカードのところでまとめようと思う。
宿の詳細と立地

今回の宿はサンニコラス地区というところのホテルを予約した。フロリダ通りの近くで地区的には安全との情報で選定した。南米にの宿に関してはともかく安全を最優先で選んでいる。といっても価格は4つ星ホテルでも一泊8000円程度で、意外とリーズナブル。設備は正直きれいではないけど冷蔵庫もあって不満はない。周辺にはカフェやスーパーも揃っているので、生活する分には困らない印象。基本的にUberで移動して、カミニート地区へ行くときだけSUBEカードを使ってバス移動したので、宿選びは治安の良いエリアかどうかを優先するのがおすすめ。
SUBEカードと市内交通

ブエノスアイレスの市内移動は基本的にUberで済ませていたけど、カミニート地区へ行くときだけはSUBEカードを使ってバス移動をした。SUBEカードはブエノスアイレスの交通系ICカードで、地下鉄やバスに乗るには基本これが必要らしい。私は空港のキオスコで購入して、その場でチャージしてもらった。

バスは車内で運転手に行き先を告げてから機械にタッチする方式で、最初はちょっと戸惑ったけど慣れれば簡単。ただ正直なところ、Uberが日本と比べてかなり安く使えるので、短期滞在ならわざわざSUBEカードを作らずUberだけで完結させるのもありかなと思う。バスに乗ること自体が現地の生活を覗ける体験にもなるので、せっかくなら一度は使ってみるのがおすすめ。
アルゼンチン観光の注意点

南米基準で言うと安全といわれるアルゼンチンでもまず気をつけたいのが治安面で、市内の移動は基本的にUberを使うのがおすすめ。流しのタクシーよりも料金トラブルの心配がないし、夜の移動も歩くよりは安心。私も滞在中の移動はほぼUberで済ませて、カミニート地区へ行くときだけSUBEカードを使ってバスで移動した。カミニート周辺は観光エリアを一歩外れると治安が良くないらしいので、寄り道せずに観光するのが無難かなと思う。あとは経済状況の影響でインフレが激しく、現地通貨のレートが日々変わるのも注意点。正直なところ、事前に調べていた物価情報が当てにならないこともあるので、最新の情報を確認してから行くのがおすすめ。
ブエノスアイレス市街観光(セントロ・サンテルモ地区)

ブエノスアイレスに到着した初日、宿にチェックインして荷物を置いた後、午後からさっそくセントロ周辺を歩いてみることにした。イタリア経由の長時間フライトで体は正直しんどかったけど、せっかくの南米初上陸なので、まずは街の雰囲気を掴んでおきたかったという感じ。ブエノスアイレスは「南米のパリ」と呼ばれることもあるらしく、実際に歩いてみるとヨーロッパ風の建築が並ぶ街並みで、南米に来たというよりヨーロッパの都市に戻ってきたような印象を受けた。
プラサ・デ・マヨ(Plaza de Mayo)と大統領府周辺

セントロ観光の起点として、まずはプラサ・デ・マヨ(Plaza de Mayo)へ。ここはブエノスアイレスの中心となる広場で、1810年の五月革命にちなんだ名前らしい。広場の東側には大統領府「カサ・ロサダ(Casa Rosada)」が建っていて、名前の通りピンク色の外観がなかなか印象的。エビータがバルコニーから演説したことでも有名な建物とのことで、せっかくなので正面から写真を撮っておいた。広場の周りにはメトロポリタン大聖堂や旧市庁舎カビルドなどの歴史的な建物が集まっていて、このあたりを歩くだけで街の歴史を感じられる。危険な雰囲気はなかったけど、人は多いので荷物には気をつけつつさっと見て回るのがおすすめかなと思う。
サン・テルモ(San Telmo)地区散策

セントロから南に歩いて向かったのがサン・テルモ(San Telmo)地区。ブエノスアイレス最古の街並みが残るエリアで、石畳の道とコロニアル調の建物、アンティークショップが並ぶ、タンゴ発祥の地としても有名らしい。セントロからは徒歩20分程度で、散歩がてら向かうのがちょうどいい距離感という感じ。

中心となるドレゴ広場(Plaza Dorrego)周辺は骨董品の露店やカフェが集まっていて、街歩きだけでも十分楽しめる印象。私が行ったときは路上でタンゴを踊っているパフォーマーもいて、雰囲気はかなり良かった。ただし観光客が多いエリアはスリも多いらしいので、荷物は前に抱える等の警戒はしておいた方がいいかなと思う。せっかくなので古い市場のサン・テルモ市場(Mercado de San Telmo)にも寄ってみたが、中は屋台や飲食店が並んでいて、軽く食事するのにおすすめの場所だった。

市場で食べた南米定番のエンパナーダ。パンに香辛料の聞いた肉が入っていて、ちょっと小腹が空いたときにはちょうど良い。意外にネギが入っていておいしい。
夜の街歩きとアルゼンチン料理

日が暮れてから宿周辺のレストランで、夕食にアルゼンチン料理を食べることにした。ブエノスアイレスの夜は治安が心配だったけど、人通りのある大通りを選んで歩く分には特に危険な雰囲気は感じなかった。まあ油断は禁物だけど。
レストランは予約なしでもOKだった。アルゼンチンペソ以外にもUSドル払いも可能みたい。アルゼンチンといえば牛肉が安くて美味いと聞いていたが、実際に食べてみると噂通りの味とボリューム、これで日本円にして6,000円ぐらい。20223年ぐらいまではハイパーインフレ前で物価がめちゃくちゃ安かったらしいのだけれども、正直現時点では日本より少し高いかなぐらいで、楽園ではないな。ちなみに付け合わせのチミチュリソースが特に美味しくこれだけ持って帰りたかった。ワインは名物マルベックを合わせることで最高の食事ができる。
ピアソラタンゴショー

アルゼンチンに来たのだからタンゴショーを観ることにした。タンゴショーは毎日深夜にやっているんだけど劇場によってやる演目が決まってるらしい。選んだのはピアソラタンゴ(Piazzolla Tango)というのした。音楽知ってる人ならピアソラと聞いたらリベルタンゴってことでこれしかないと思った。
街中にチケット売りもいるけど、私はGetYourTourで予約した。今回はショーとワイン付きのプラン。大体7,000円ぐらい。ディナー付きプランもあるらしい。

ショー自体は生バンドの演奏とダンサーのパフォーマンスで構成されていて、正直なところタンゴの知識はほぼゼロだったけど、男女がちょっとエロい感じで踊る雰囲気と熱量がすごく十分楽しめた。バンドも生演奏なのでこれまた良い。リベルタンゴが演目の最後の方で流れて、これを聴けただけでも来た価値はあったかなと思う。料金は決して安くはないのと開演時間が深夜(22時~)なのが大変だけど、ブエノスアイレスまで来たなら体験して損はない。
ラ・ボカ地区とカミニート観光
2日目はブエノスアイレス市内の観光ということで、市街でもちょっと距離のあるカラフルな街並みで有名なラ・ボカ地区へ向かった。
Cafe Tortoni
朝食に有名なカフェがあるらしく寄ってみることにした。

1858年創業のブエノスアイレス最古のカフェらしく、市内でも屈指の観光名所になっているとのこと。店の前には行列ができていて、私も10分ほど並んでからの入店となった。

店内はステンドグラスや年季の入った木の内装が残っていて、雰囲気は間違いなく良い。せっかくなので名物らしいチュロスとカプチーノのセットを注文した。正直なところ値段は観光地価格で、味だけならもっと安い店もあるかなと思うけど、歴史ある空間でお茶をすること自体に価値がある店だなと実感する。時間帯によっては並ばずに入れるらしいので、行列を避けたい人は午前中を狙うのがおすすめ。
カミニート(Caminito)のカラフルな街並み

カミニート(Caminito)はラ・ボカ地区の中心にある短い通りで、カラフルに塗られた家々が並ぶブエノスアイレス屈指の観光スポット。もともとイタリア系移民が港の船の余ったペンキで家を塗ったのが始まりらしく、赤や黄色、青の建物が通り沿いにぎっしり並んでいる。実際に歩いてみると通り自体は数百メートル程度で、正直なところ10分もあれば端まで行けてしまうという。

それでも写真映えは間違いなくて、どこを切り取っても絵になるので、気づけば結構な時間シャッターを切っていた。

通り沿いにはタンゴを踊るダンサーや似顔絵を描く画家、土産物屋が並んでいて、観光地らしい賑やかさがある。まあ完全に観光客向けに整備されたエリアではあるけど、せっかくブエノスアイレスまで来たなら一度は見ておくのがおすすめかなと思う。

テラス席でビールが飲めたので一杯だけIPAをいただく。
ラ・ボカ地区観光の注意点

ラ・ボカ地区は観光地として有名だけど、ブエノスアイレスの中でも治安が悪いエリアとして知られているので注意が必要。今回も前記した通り行きはバスで行ったけど、結局帰りはUberを使ってしまった。カミニート周辺の観光エリアは警察も多くて日中は問題ない印象だったけど、そこから一本外れた通りは雰囲気が明らかに変わるので、観光ルートから外れないのがおすすめ。地元の人からも「夜は絶対に行くな」と言われたくらいで、日が暮れる前に切り上げるのが無難かなと思う。スマホを出して歩くのもスリの標的になりやすいらしいので、写真を撮るとき以外はしまっておくようにした。まあこういう注意点はあるけど、日中に観光エリア内を歩く分には特に危険を感じることはなかったので、過度に怖がる必要はないという感じ。
パレルモ・レコレータ地区観光

2日目の午後はパレルモ地区のトレス・デ・フェブレロ公園からスタートして、そこからレコレータ地区の方面へ移動しながら観光するという流れ。ブエノスアイレスの中でもこのあたりは治安が比較的良いエリアと言われているらしく、街歩きをするなら間違いなくこの辺りかなという印象。目玉としては「世界一美しい書店」として有名なエル・アテネオ(El Ateneo Grand Splendid)を目指しつつ、道中の街並みも楽しむという感じで歩いてみた。。
エル・アテネオ(El Ateneo Grand Splendid)

レコレータ地区で外せないのがエル・アテネオ(El Ateneo Grand Splendid)。かつての劇場を改装した書店で、「世界で最も美しい書店」の一つとして紹介されることも多いらしい。地下鉄の駅から歩いてすぐの立地で、入場も無料なので気軽に立ち寄れるのがありがたい。
中に入ると劇場時代の天井画やバルコニー席がそのまま残っていて、客席部分に本棚が並んでいるという不思議な空間。かつてのステージ部分はカフェになっていて、せっかくなのでコーヒーを飲みながらしばらく休憩した。

正直なところ本はスペイン語ばかりで読めないので購入するものはなかったけど、建物を眺めるだけでも十分価値があるかなと思う。観光客も多いが皆静かに写真を撮っている感じで、雰囲気は良かった。レコレータ墓地とセットで回るのがおすすめ。
レコレータ墓地

墓地が観光地というのは日本の感覚だと不思議だけど、ここは歴代大統領や著名人が眠るアルゼンチンで一番有名な墓地で、エビータことエバ・ペロンの墓があることでも知られているらしい。入場料は外国人だと有料(24,000ペソ)で、入口でチケットを買って入るシステムだった。

中に入ると墓というより小さな礼拝堂や彫刻が延々と並ぶ石の街という感じで、正直なところ墓地を歩いている感覚はあまりない。

エビータの墓は案内表示が少なくて探すのに苦労したけど、人だかりができているのですぐそれと分かった。じっくり見て回ると1時間くらいはかかる印象なので、時間に余裕を持って行くのがおすすめ。
物価・治安・費用
ここからはブエノスアイレス観光で気をつけたい治安事情と、両替・支払い周りの話をまとめておこうと思う。アルゼンチンは経済状況が特殊な国で、公式レートと実勢レート(いわゆるブルーレート)が存在するなど、両替やカード決済の仕方次第で旅の費用がかなり変わってくるという。
両替とブルーレート事情

アルゼンチンでは公式レートと並行して「ブルーレート」と呼ばれる非公式レート(裏両替)が存在していて、現金の米ドルを両替するとほぼ倍近い価値になることもあったみたいなんだけど執筆時点(2026年)ではほとんど差はなくなっている。

しかしながらこの国に来るなら米ドルの現金を多めに持ってくるのがおすすめ。キッシングで現金を準備しようとしたら、空港のATMは全て利用できなかった。結局、中心地の銀行を数件巡ってやっとキャッシングができた。

フロリダ通りあたりを歩くと「カンビオ、カンビオ」と声をかけてくる人がいてこれが裏両替の業者。ろ路上での両替は調べる限り偽札などのトラブルも多いらしく、今のブルーレートであれば、ちゃんとした両替所を使うのが無難かなと思う。

インフレが激しい国なので、一度に大量に両替せず小分けにするのが良いという印象。
治安と観光の注意点

治安に関しては、南米ということで行く前はかなり警戒していたけど、ブエノスアイレスの中心部を歩いている限りは思ったより普通に観光できる印象。とはいえスリや置き引きは多いらしく、スマホを歩きながら使うのは避けるようにしていた。特にレティーロ駅周辺やボカ地区は治安が悪いエリアとして有名らしいので、行く場合は日中に、貴重品は最小限にするのがおすすめ。あとアルゼンチン特有の注意点として、ケチャップ強盗という、服に液体をかけて拭くふりをしながら荷物を奪う手口があるとのこと。正直なところ自分は被害に遭わなかったけど、声をかけられても立ち止まらないのが無難かなと思う。
今回の費用まとめ
| アルゼンチン | ARS | 0.11 | |
|---|---|---|---|
| 項目 | 費用(現地通貨) | 費用(円) | 備考 |
| 交通費 | $62,054.00 | ¥100,960 | |
| 宿泊費 | ¥16,250 | ||
| 飲食費 | ¥28,136 | ||
| 観光費 | ¥9,776 | ||
| キャッシング | ¥5,657 | ||
| 合計(円貨) | ¥160,779 | ||
| 合計 | ¥167,605 |
今回のアルゼンチン滞在でかかった費用をまとめておく。インフレの影響で価格表示が当てにならない場面も多かったけど、体感としてはヨーロッパよりだいぶ安い印象。
| 総費用 |
|---|
| ¥1,483,057 |
まとめと次回予告
今回はエジプトからイタリア経由でアルゼンチン・ブエノスアイレスまで移動し、市内観光と注意点をまとめたという内容だった。総合的な評価としては、南米の玄関口として来る価値は十分にある街かなと思う。「南米のパリ」と呼ばれるだけあって街並みはヨーロッパ的で美しく、物価も欧州と比べればかなり安いので、食事などは気兼ねなく楽しめた。
ただ治安面では常に気を張る必要があり、スマホを堂々と出して歩けない緊張感は欧州とはやはり違う。両替レートの問題や現金主義な部分など、旅行者にとって面倒な点も多いので、まあ楽しいけど気軽な街ではないなという印象。このあたりは本文で書いた注意点を参考にしてもらえればと思う。
ということで、次回はいよいよイグアスの滝に向かう。ブエノスアイレスからの移動手段や国立公園の回り方などをまとめる予定なので、南米旅行を考えている人の参考になればと思う。それでは次回の記事で。

